横浜文化R5年11月11日(土)~11月17日(金)開催

いいTOYの日

 令和5年11月11日(土)~17日(金)まで、横浜ラポール1階ロビーにて、おもちゃ図書館事業「いいTOYの日~おもちゃ展」を開催いたしました。

 11月11日を「11(いい)11(トイ)」と語呂合わせし、おもちゃ図書館の良質のおもちゃをたくさんの方に見て、触れていただく機会となるよう企画しました。

 普段おもちゃ図書館になじみのない大人の方を中心に、たくさんの方に足を止めていただき、「こんなおもちゃがあるんですね」「おもしろい!」「きれいな音♬」「楽しい~」といったたくさんのお声をいただきました。

 初日の11日には、創作工房で定期的に開催されている工作ひろばも同時開催で、そちらで作ったでんでん太鼓を握りしめて遊びに来てくれたお子さんもいらっしゃいました。ボーリングなどもめぐって、1日ラポールで楽しまれたようです。

 横浜ラポールおもちゃ図書館のおもちゃは、A~Iの9ジャンルで「目的」や「遊び方」別に分類して管理しています。また、絵本や紙芝居、書籍の貸出もしており、書籍はJで管理をしています。

A:はじめてのおもちゃ

B:パズルに挑戦

C:組み立ててみよう

D:音との出会い

E:ごっこあそび、スイッチおもちゃ

F:イメージあそび

G:ゲームであそぼう

H:体を動かそう

I:布のおもちゃ

J:書籍(絵本、紙芝居、保護者向け書籍)

各ジャンルの説明文を展示に添えました

 さらに、近年では、おもちゃ会社のタカラトミーさんからのご依頼で、発達障害のお子さんに使いやすいおもちゃの開発協力として、半年に一度おもちゃをお借りしてユーザーアンケートに協力していることで「タカラトミーおもちゃ」のT、という分類もあります。

 おもちゃ展ではこれらの分類ごとに、貸出で人気のあるおもちゃ、開館当初から所蔵されている歴史あるおもちゃ、障害のある方に使いやすいおもちゃなどを厳選して展示しました。

 特に人気だったのは、音が出るおもちゃや、ゲーム性のあるおもちゃです。意外な動きや音が鳴るもの、親子やお友だちと一緒に楽しめるもので盛り上がっていました。また、ボランティアグループから寄贈していただいている多数の布おもちゃの精巧さには、来場者のみなさんから「素晴らしいものですね」「よくできていますね」と感嘆が漏れていました。

 大人の方は、魚釣りのパズルを前に「次は何のネタが食べたい?」なんてお寿司屋さんのようなやりとりをしながら楽しむ方もいらっしゃいました。お子さんは一人で黙々と、一つずつ楽しむ姿が多く見られました。また、遊び方がうまくいくと「みてみて!」と見守りのボランティアさんに声をかけて一緒に遊ぶ姿もほほえましい光景でした。

 14日(火)の休館日を除く6日間で、総計750名ほどの方にお立ち寄りいただきました。

 みなさま、ご来場ありがとうございました!

 横浜ラポールおもちゃ図書館では、発達の心配や障害のあるお子さんや、障害児者に関わる団体におもちゃの貸し出しをしています。(貸出に年齢制限はありません。個人はひとり3点まで3週間、団体は12点まで1か月間、無料での貸出です。横浜ラポールの個人利用者カード、団体利用者カードの作成が必要です)

 館内には貸出以外に遊べるエリアもあり、0歳~小学生までの障害のあるお子さんに気軽に立ち寄って遊んでいただけるスペースを用意しています。(定員は子どもと大人合わせて12名までです。中学生以上の方は原則遊びエリアのご利用はできませんが、貸出おもちゃを借りていただき、館外のテーブルエリアや2階の交流スペースで遊んでいただくことができます)

 横浜ラポールにおいでの際は、ぜひ3階のおもちゃ図書館にもお立ち寄りくださいね。

 おもちゃ図書館リーフレットはこちら

 お問い合わせは、横浜ラポール文化事業課までお気軽にどうぞ。

 TEL:045-475-2055/FAX:045-475ー2053

 お待ちしています!