令和7年度からの初企画となる「音であそぼう!」は、音楽療法士の足立みつ子さんと一緒に、おもちゃ図書館の楽器を使ったり、音にあわせて体を動かしたり、ご家族とスキンシップを楽しむ音楽プログラムです。
初開催となった5月18日(日)、2グループに分かれてたっぷり音楽を楽しみました。
1グループ目は、知的障害や発達障害のある3歳~年長さんまでの10組、2グループ目は、身体障害や医療ケア、肢体不自由のある3歳~小学生までのお子さん5組で募集しました。
1グループ目は満席キャンセル待ちも出る人気で、当日も欠席はほとんどなく、笑顔や歓声でにぎやかな時間となりました。2グループ目は今回は枠は全て埋まりませんでしたが、ゆったりとお子さんのペースや興味に合わせて、先生とじっくり関わって楽しめる時間となりました。
プログラムの内容は、45分とは思えないほどあっという間です。
まずは、先生とご挨拶の歌から始まります。カバサという楽器を使って親子でスキンシップあそび、色々な楽器を自分で選びとって思い思いに先生の曲に合わせて鳴らす楽器あそび、ピアノをよく聴きながら親子で「歩いて・止まって・走って…また止まって」と音にしっかり耳を傾けながら体を動かすあそび、静かな曲調に合わせて車座になったみんなのところへボランティアさんが回ってきたら、「シャララララン」と一人ひとりツリーチャイムを手で鳴らしてうっとりクールダウン・・・など盛りだくさんです。
また、2グループ目はひとりひとりとじっくり関わります。ご挨拶の歌やスキンシップあそびの後は、ミニハープを弾いてみたり、マラカスや太鼓を音に合わせて鳴らしてみたり、お子さんの好みや興味関心に合わせたプログラム展開となりました。今回は、歩行の障害や、上肢の欠損、視覚障害などのあるお子さんもご参加いただきましたが、それぞれそっと楽器を触って、じっくり確かめて、ちょっと不安になったら自由に移動して好きな場所に座ってまた曲をよく聴いて・・・と、それぞれのペースで楽しみながら、親子でゆったり参加してくださいました。
この日、たくさんの音楽に触れましたが、2グループ通して一番盛り上がったのは童謡ではなく街中でよく耳にするJ‐POPソングでした!









次回は8月の予定です(対象になるお子さんの障害区分や年齢は、開催回ごとに変わる可能性があります)。
ラポールFor Smileや、広報誌ラポラポ、おもちゃ図書館公式インスタグラムでアップしていきますので、ぜひチェックしてくださいね。