横浜文化R2年10月31日(土)開催

KENSUKE TAKAHASHI アートワークショップ2020

KENSUKE TAKAHASHIさんと一緒に絵を描く参加者

 2020年10月31日(土)障害者スポーツ文化センター横浜ラポールのラポールシアターにて「KENSUKE TAKAHASHI アートワークショップ2020」が開催されました。


 当日は障害児者だけでなく、きょうだい児やお父さん、お母さん、家族全員での参加もあり全員で52名が集まってくれました。
 また。更に横浜ラポールスタッフだけでなくKENSUKE TAKAHASHIさんが所属するGardenGroveのスタッフの皆様も応援に駆けつけてくれました。

アートワークショップが始まる前の会場の様子

 今回のアートワークショップは、シアターでの開催という事もありDJブースを用意しました。参加者に事前にリクエスト曲を聴き、好きな音楽をかけながら絵を描ける空間を用意し、野外フェスやライブハウス、クラブなどで行われているライブペインティングの会場に近い雰囲気が作られました。

 今回のワークショップは新型コロナウィルス感染予防対策をしながらの開催で、三密を回避するため広いラポールシアターのスペースで、時間一時間毎に各回15名までの参加となりました。

 最初は床と壁に貼られた真っ白い大きな紙を目の前に躊躇している子もいましたが…一度、自分の好きな色で塗りだすと…すごい勢いで鮮やかに彩られていきました。

自分の体より大きなキャンパスに自由に絵を描きます

 KENSUKE TAKAHASHIさんとGardenGroveのスタッフの皆さんが、参加者が自由に絵を描けるようにたくさんの画材を用意してくれました。筆やハケだけでなくローラー等も用意し、自分に合うやり方で絵を描いていきます。

 障害のある方とその家族がみんなで集まって大きなキャンパスに自由に絵を描けるスペースはありそうでなかなかなく、最初に抱いていた”なかなか絵が埋まらなかったらどうしよう…”という不安はあっという間になくなりました。

当初、予定していた12mではキャンバスも足りなくなり、もう一枚紙を付け足して14mまで作品を大きくすることにしました。

参加者と一緒にKENSUKE TAKAHASHIさんもアートセッション

 参加者がゾウやウシを描くと、ケンスケさんもその場でライオンを描き、その場でフリースタイルのアートセッションが行われました。
特にたくさんの言葉を交わすわけではなくても、絵を通してコミュニケーションを図ることができるのもワークショップの魅力の一つです。

 お子さんをそっちのけでお父さんが夢中になって絵を描いている姿も(笑)
絵だけでなく数字や記号、自分の好きなキャラクターなど次から次へと白いキャンバスが埋められていきます。

真っ白だったTシャツもカラフルに

 手や足だけでなく全身を鮮やかな絵具まみれにして絵を描く姿は存在そのものがアーティスティックになっていました。一緒に参加したお母さんは最初は苦笑いでしたが、本当に楽しそうな参加者の姿に最終的には一緒になって大笑いしていました。

手や足を使って全身でペインティング

 上の写真の女の子のように手を使ってペタペタと絵具で白い壁に自分の手の平の形をペイントしていくことは、テレビやYouTubeなどではよく見る光景ですが、実際に自分で体験したことがある人は意外に少ないのではないでしょうか?

 筆やハケだけでなく、色々な道具を使いながら自分の好きな色で自由に絵を描いている姿は本当に素敵で上記の写真のようにエプロンを付けていると画家さんのようですね。

 ローラーを使用してハロウィンのジャックオランタンを描く参加者もいました。ワークショップではそれぞれが頭に思い描いたものを自由に絵に変えアウトプットしていきました。

 色鮮やかな画材はランダムに置かれているようで、組み合わせなどはKENSUKE TAKAHASHIさんが考えてくれたものです。もちろん参加者の方からの急なリクエストもあり、その場で色を作って要望に応える姿もありました。

 今回のワークショップはコロナ禍での開催だったこともあり、参加者の皆様は45分程度しか絵を描く時間はありませんでした。もしかしたら物足りなさを感じた方もいたかもしれません。しかし、短い時間だったからこそ集中して絵を描く姿がたくさん見られたように感じられました。終了の合図まで飽きたり、途中でやめることなく絵を描くことに没頭していた参加者がたくさんいました。

【参加者の声】

・普段、携帯が好きで絵を描いたりすることがないので、はじめはすぐに飽きてしまうのかと思っていましたが、びっくりするほど楽しんでいました。こんなに貴重な経験をさせて貰って今回参加できて本当によかったです。完成品を見てとても感動しました。ありがとうございました。(10歳男児の母)

・このようなイベントはなかなか勇気がなく参加できなくて、知人の紹介だと、とても参加しやすくて嬉しかったです。コロナじゃなかったら他の子にも、声を掛けたかったです。最後、一緒に参加したみんなと集合写真を撮りたかったなと、すこし後悔しています。(子供達の様子をみるとむずかしかったですが💦)(7歳女児の母)

・今回、イベントの参加にあたり娘がどれくらいの時間を飽きずに過ごせるのか?と思いながら参加しました。約一時間、娘も妹も私も飽きることなく、たっぷりの絵具と汚れてもいい環境で自由にお絵描きが出来て本当に楽しい時間でした。完成した絵を拝見して感動しました。又、次回もこのようなワークショップに参加したいなと思いました。優しく接してくださったスタッフの方々に感謝しております。(7歳、8歳姉妹の母)

・動物の絵を描いて、楽しかった。(20代男性)

・濡れたり、汚れたりすることが苦手なので、どうするのかと様子を見てました。やはり、初めは絵の具ではなく、クレヨンを選んでやっていましたが、さそってみると、絵の具で白いところをうめている感じでぬっていました。色は自分で選び、自由にぬっていました。あまり絵を描くことがないのでいい経験になりました。(20代男性の母)

・一つのイベントが終わったら続けて行けるような工夫も必要かと思われます。(40代男性の母)

・ダイナミックに絵の具を使うことが学校以外なかなか機会がないので(家で行う勇気なし)参加でき、子どもの楽しそうな姿を見ることができたので、とても有意義な時間でした。(9歳男児の母)