横浜R3年3月8日(月)

健康相談コーナー便り Vol.6

今月のテーマは「腸内環境を整えよう」

 皆さん、お腹の調子はいかがですか?健康に過ごすためには、腸内環境がとても大事と言われています。今回はその腸内環境についてお話します。


 腸内環境とは大腸の内側の環境のことで、腸内細菌の影響を受けています。腸内に善玉菌が多いと「良い腸内環境」、悪玉菌が多いと「悪い腸内環境」と言われます。


 腸内環境が良いと栄養が全身に行きわたるため、肩こりや冷え、肌荒れ、生活習慣病の予防や、免疫機能を良好に保つことができるとされています。

 からだを動かしにくい方や体温調整が難しい方、高血圧などがある方は腸内環境を整えることがより大切です。


 そこで、腸内環境を整える5つのポイントを紹介します。

  1. 朝食を食べる

    朝食を食べることで腸が動き出します。欠食している方はまずおにぎりだけでも食べてみましょう。

  2. 水分をしっかりとる

    腸内で便を動かしやすくし、排便を促します。

  3. 食物繊維をとる

    排便を促します。また、食物繊維をエサにして、善玉菌が増えます。 食物繊維は野菜に多く含まれますが、白米を麦ごはんや玄米に置き換える、おやつに芋や果物を選ぶ、汁物や副菜にわかめや切り干し大根などの乾物を追加する、などの方法でも摂取量を増やすことができます。

  4. 発酵食品を食べる

    腸内の善玉菌を増やします。発酵食品にはヨーグルトや納豆やキムチ、みそ、チーズなどがあります。

  5. 適度に運動をする

    体の振動や筋肉の動きが腸の動きを助けます。

●健康相談コーナーからのお知らせ(動画)
「腸内環境を整えよう」