横浜R3年10月26日(火)

東京2020オリンピック・パラリンピック ボランティア体験記 part 3

オリンピック・パラリンピックのボランティア体験記part 1・part 2 も好評となっていますが。横浜ラポールには、まだまだボランティアに参加された方がいらっしゃいました。

ラポールの文化事業のボランティアにも頻繁に参加していただいている崔さんです。

―ボランティア活動を終えて、率直な感想は?

崔:最初は、言葉の壁が高く感じた!ただ、そんなの関係ない! と思って活動しているとオリンピック期間は、あっという間と感じでした。(笑)

パラリンピック期間は、疲れたけど楽しかった!という感じでした。

しばらくは、東京 2020 の思い出に浸りながらの生活です。(´∀`)

オリンピック期間には、リーダーと役割を希望していないのにリーダーになったので疲れました。

また、パラリンピック期間は、会場内走り回ってたので別の意味で疲れました。 オリパラの活動のあるうちは、いくら食べても太らないのに、オリパラ期間じゃないと太 るというぐらい運動量は、違います。

歩数で言うと 1 日平均 2 万歩弱くになります。

でも、疲れより楽しさの方が勝ちます!

一生に一度しかない経験だったかもしれないので、 楽しむのが一番だなと思います!

自分が積極的に楽しむ事で、周りも楽しめる✌︎(‘ω’)✌︎

―オリンピック・パラリンピック、それぞれのボランティア活動の内容は?

崔:オリンピック どちらの期間もオリンピックスタジアム(新国立競技場)でテクノロジーをやりました!! ※テクノロジーとは、 専門スタッフと一緒に競技結果を入力したり、競技結果をコピーし たりといった役割が一例です。

また、通信機器の貸し出し等も行うため、機器の知識がある方やコンピューターへの入力や事務作業が得意な方にお勧めです。


競技結果は全世界に配信される、また歴史にも残る大切な記録です。

専門スタッフとの連携や正確な情報共有が求められます。 ( 日本財団ボラサポより引用 )


結局テクノロジーて何!?て感じです笑笑 m(__)m


テクノロジーの中でも役割が分かれてて、私は、 トランスポーターという役割を担当さ せていただきました。 しかも 、リーダー…… トランスポーターという役割は、簡単に言うと陸上のトラック競技で必要な計測機器を選 手に渡し、回収する役割です。

ものは、 こんな感じの物です。(精密機器の為ぼかしてあります)

予選の時は、自分達で選手が着用するゼッケンの中に入れます。

精密機器の為、前後左右・ 入れる向きなどを間違えては、行けない役割でした。 ) •̥ ˍ •̥( 事前にゼッケンの中にトランスポーターを入れることができるので、ここでは、あまり語学力が必要なかったです。


だけど、決勝や準決勝では、選手がゼッケンを持ってくる事になっていたので、トランスポーターだけを渡さないと行けませんでした。

向きなどを英語で説明しないといけないのです。

でも、英語は、聞き取れても 喋れない……そんな中でも 周りに英語ができる仲間がいるのです。

最初は、仲間に 頼り見本としてやってもらうことで必要な単語を知る ことができる!そこから完 全に必要な英単語だけ真似 をして自分なりの言葉にして、選手に伝えることが出来ました。

ほとんど回収の方には、いかず、渡す方やってました。

パラリンピック上に書いてあるとおりパラリンピックでもテクノロジーをやりました。

ただ、オリンピックとは、別の役割➕オリンピックでやったトランスポーターでした。

パラリンピックの方では、スタートブロックという役割をやりました。

スタートブロックとは陸上競技で選手がよくスタートの前に足をかけてるこれです。(実は、これ 5 ㌔ほど重量があり、何人かの方 は、持つのが厳しかったですが、自分には、余裕 にもてちゃいました)

スタートブロックという役割では、2 人 1 組でケ ーブルを扱う人とスタートブロックを指定レー ンに運ぶという作業に別れて行いました。

私は、ケーブルを扱うのが苦手すぎて、スター トブロックを扱うということが多かったです。

パラリンピックでは、選手によって使ったり使わなかったりが多いので、出して下げると いう動作がとても多くありました。

しかも、パラリンピックは、オリンピックより短い期間 での開催だったので、スケジュ ールが密すぎて、自分達の移動が間に合わないということが多 くありました。

テクノロジーチ ームは、元の人数が少ない中なのに、さらに半分にしてやった りしていました。

なので、私は、2.3 レーン 1 人 で受け持つ事の方が多かったです笑

2.3 レーン受け持ちながら後半の番号の人が困ってたら、助けるという事をやってたので、実質 5~9 レーンを見てるのと変わりませんでした。

ちなみにパラリンピックは、リーダーでは、ありません m(_ _)m 何度も人増やして欲しいとお願いしたのも今思えばいい思い出です。

競技開始日~競技最終日までの 10 日間毎日行ってたら、あだ名が先生になって、最終日 には、何故か 8 人の方に 1 人でやり方レクチャーしていました。笑

パラリンピックマラソン

崔:パラリンピックマラソンでは、最初オファー頂いていなかったのに、途中からオファーをいただき、トランスポーターというオリンピックと同じ役割をや らせて頂きました。

名前は、同じだけどやる作業が全然違うという…… 1 人につき 2 つのトランスポーターが必要になるし、単純にゼッ ケンに入れれば言いとう訳にも行かず、選手のシューズや競技用レーサーに結束バンドを使い落ちない用につけなきゃ行けない のです。

選手によってここは、絶対嫌だ、自分の物には、一切触れないでくれという選手もいました。

なので、説明もかなり増えて大変でした。笑

しかも、選手が来てから出発までも時間が無いという中で一気に 30 人近くの選手に 8 人でどんどんやらなきゃ行けないという……かなりキツかったです。

最初 4 人と言われた時 に強めに増やしてくださいと言って良かったなと思いました。

写真左手側が自分が作業している風景です。

選手にここにつけてと言われてました。笑

車椅子の方が終わったと思うとすぐに立位の人が 60 人近く一斉に来ました。

靴紐に結束バンドで止めるだけなので、レーサーにつけるよりは、難しくなかったです。

ゴールした時には、結束バンドを切り、トランスポーターを回収するという役割をやらせて 頂きました。

―会場の雰囲気や様子を教えてください

崔:正直いうとオリンピックの時は、ほとんど何もわからないです。

私がいたところは、選手の最終準備のエリアなので、会場内の音が全く聞こえない所にいた のであまり分かりません。

ただ、選手の緊張している様子は、かなり伝わります。

また、陸連の方がピリピリしている のは、ものすごくわかる場所でした。

回収の時には、選手がやり遂げたという表情や悔しい表情などをみせていました。

たまに床に水を突然吐き出したり、ペットボトルを床に投げつけていく選手もいたりしま した。(海外では当たり前のようですが)何回か水がかかり嫌な思いもしましたが…… 日本の選手は、関係者一人一人に会釈して出て行ってたので、とても好印象をもてました。

朝のチェックインの時には、バイトのスタッフによる検温、陸上自衛隊による手荷物検査な どがあり、一種のアトラクションみたいな感じでワクワクしてました。笑

パラリンピックでは、学校観戦があったので、全力でタオルを回したり拍手をしたり、選 手や監督が声やハンドジェスチャーなどを使いたくさんの声援を聞けたので、無観客でも 応援の熱量が素晴らしかったです。

中には、楽器を鳴らしている選手もいるし、踊っている 選手もいたので、めっちゃめっちゃお祭り感が凄かったです。

ボランティアも許可を頂けば観戦ができる状態でした。

ただ、あまり時間は、ないですが

エリアも限られたエリアで立ち見なら可能でした。

オリンピックスタジアムでは、定期的にロボットが来てました。

ロボットは、水を持って きてくれたり、冷たいおしぼりを持ってきてくれたり、一緒に写真撮ってくれたりしました。

おしぼりを渡してくれるロボット
写真を撮ってくれるロボット

トヨタの本社から遠隔で操作したり、会場の近くで遠隔で操作して、人がいるところにロボ ットが遊びに来てくれたりしました。

無観客になったことでボランティアが触れ合える機会がありました。

おしぼりをくれるロボットは、いつも冷たいおしぼりを用意してくれてた ので暑かった競技会場には、良かったです。

写真を撮ってくれるロボットは、会場の中で 色々の所にロボットがいて色々な思い出写真を貰うことが出来ました。

これ以外にもお水を持ってきてくれるロボットなどがいました。
介護が必要な方とかに向けての生活支援ロボットみたいでした。

定期的に清掃をしてくださってるスタッフの方達がいるおかげで、会場内には、ゴミが落ちていない会場になってました。

清掃をしてくれたスタッフの方ありがとうございます。

エンブレム前には、たくさん写真を撮る外国の選手やメディアの方やボランティアの方な どたくさんの姿を見ることが出来ました。

写真を撮ってあげると皆さんとても嬉しそうでした。

何枚人の写真撮ったか分かりません。 笑

感染防止対策で私の役割は、4 日に 1 度 PCR 検査を提出が必須でした。

また、お手洗いに は、ペーパータオルとアルコール消毒液と手洗い石鹸とゴミ箱が設置されていた。

アルコー ル消毒液は、アルコール 85%のかなり強いやつが至るところに設置されていた。

おかげで 手荒れが酷く全然治りません。

―一緒にボランティア活動する人には、どんな人が いるのですか?

崔:オリンピックの時は、語学が堪能な方が多かった印象です。

半数以上が海外での滞在歴があったりして、 色々な語学を話せる方がいらっしゃいました。

年齢 層も幅広く学生から定年退職された方までがいらっ しゃいました。

日本の方 8 割と外国の方 2 割ぐらいの割合でした。

一方パラリンピックでは、盲導犬を連れてる方、 白杖を使っている方手話を使っている方などハンデ ィキャップを持った方も多くいらっしゃってパラリン ピックでより、多様性を感じられました。

ほとんどの方が大会のためにやりたいという強い意志を持っている方が多くいらっしゃいました。

色々な不安を感じながらも共にボランティアという強い意志で皆さん楽しそう に活動されてました。

そして、青いユニフォームを来て一緒に活動してる仲間に変わりありません。

大会を盛り上げるために来た青ユニの戦士達なのです!笑

―今回、東京 2020 オリンピック・パラリンピックのボランティアをやろうと思ったきっ かけは?

崔:2013 年 9 月 7 日に 2020 年度のオリンピック開催都市が『東京』に決まったとニュース を見た時に、2020 年だとちょうど 20 歳になる年だと考えて、何らかの形でオリンピックに 関わりたいと考えたのが 1 番のきっかけです。

ただ、高校受験などがあったりして 1 度忘れてました笑 。

2017 年に 1 枚のポスターを見つけてボランティアとして参加できることを知りました。

ポスターを見てやりたかったやつだと思い出し、応募したいと思いました。

大会ボランティア募集ポス ター

学校でこのポスターをちゃんと見てたのは、私 1 人だったと思います笑

他の人は、素通りしていました笑

こっちの広瀬すずさんが写っている方のポスターは、見ている方がいました。笑

2018 年 9 月 26 日に大会ボランティアの募集が始まってすぐに応募したの今でも覚えて います。

2013 年から待ち望んで応募したので応募できた時には、少し嬉しさがありました。

―ボランティア活動の一番の醍醐味は、なんですか?

崔:色々な人との交流・繋がりが今回の大会を通して強く感じられました。

年齢、性別、経験など様々な方がいて色々なお話をきけることです。

中には、以前の東京 オリンピックボランティアとして参加した方や観客として前の国立競技場に来たという方もいました。

また、SNS とかの繋がりを持って活動する事で、お互いに意見を出しやすかったり、写 真を撮ってシェアできたりお互いの意思疎通がしやすかったです。

相手の事も知ることができたので、繋がりを残す事は、大切なのかもしれません。

繋がりが残ってることで思い出として記念に残す事も可能でした。

新型コロナウィルスの流行で人と会って会話したりする機会が減っていたので、やっぱり人との交流は、大切だなと気付かされた大会でした。

交流をしないでやっていると自分自身も楽しみながら活動もできなかったし、周りの人達も楽しそうではありませんでした。

なので、今後は、適度に交流しながらボランティアやりたいなと思いました。

―裏話とかありますか?

崔:裏話は、自分が渡した計測機器で選手が WR(ワールドレコード)、PB(プライベートベ スト)、OR(オリンピックレコード)、PR(パラリンピックレコード)、SB(シーズンベス ト)などの記録が出た時には、少し嬉しさがありました。

自分の事のように覚えています。

渡した選手の中で 1 番記憶にあるのは、ノルウェーの選手です。

ゴールした時の表情がとても忘れられないです。

この選手だけは、計測機器渡すのと回収までやりました。

結構、陸上のトラック競技の選手の筋肉が素晴らしい。

オリンピックの時選手が目の前で着替えたり上だけ脱いでウォーミングアップしてたりしてたので周りのボランティアの方とあの選手の筋肉いいねと筋肉話で盛り上がりました。

海外の選手だとあの青い飲料が人気でした。(わかる人には、なんのこと か分かるかも) 飲んでみると結構甘いブルーハワイのシロップて感じのこれです。 最終日に余ったから飲んでみる?と陸連の方に言われ貰えました。

日本では、販売されてないですが……

(写真をよく見るとお試し品と書いてあるの笑)

1 番の裏話は、ピントレーディングかな。

昔選手同士がコミュニケーションとしてやったのが始まりです。

オリンピックでは、非公式競技として行われているんですが、海外の方とかは、ピントレー ディングが結構盛んに行われているみたいで、噂には、聞いていたんですが…… 実際どうやればいいか分からなかったです。

アクレやカバンにピンをつけてると海外の方 からいきなりピントレードと言われました。

こんなにいきなり言われるんだなと思いました

ピントレードをきっかけに少しだけ海外の方と交流出来ました。
選手の写真を取ってあげたら、ブラジルの選手からお礼としてピンをいただけたりしました。

ピンてお礼としても使うんだなと改めてオリンピック文化に触れることが出来ました。

―次回のオリンピック·パラリンピックのボランティア活動の予定は?

崔:2030 年頃に札幌で冬期オリンピックが開催されるという噂を耳にしたので、次回は、札幌 の冬季オリンピックまで活動予定はありません。

しばらくは、海外に行けそうにないので、日本でのボランティアライフを enjoy したいなと思います。

横浜ラポールをはじめ、保育園など色々なボランティアをしていきたいと思います。