令和7年7月27日(日)、毎年恒例の「夏休み!親と子の工作教室」を開催しました。
「神奈川土建一般労働組合横浜支部」の組合員の皆さんが「専門技能を通じた地域とのふれあい活動」として県全域の小学校等を対象に実施している事業を、毎年ラポールでも開催していただいています。今年は30回目となりました。
親子で木工体験を楽しみながら、夏休みの思い出に残る素敵な作品がたくさん仕上がりました!
まずは、職人さんののこぎりデモンストレーションです。上手に切るコツを実際に見て教えていただきます。

今回は、壁掛けモザイクタイル、木のミニ額縁、木の小型椅子の3つから1作品を選んで親子で取り組みました。

















職人さんにいろいろアドバイスをいただきながら、みなさん集中して作品に取り組みます。
親子で協働して作業をしたり、お子さんが初めて自分一人で工具を使ってみたり・・・モザイクアートはタイルの配置や色、形の組み合わせが素敵に仕上がるように、工具の使い方は「のこぎりの引き方」「釘の打ち方」「ヤスリのかけ方」「切った素材の上手な組み立て方」など、職人さんと参加者、イベントのサポートボランティアの間で、たくさんのコミュニケーションが生まれました。

壁掛けモザイクタイルの作品は、参加者のお子さんが頑張って選んで敷き詰めたタイルとタイルの隙間に、最後に職人さんが白セメントを流し込むのですが、その「仕上げ」の職人技は、みんなが見とれる美しさで歓声が上がりました!

作品が完成した親子は、会場の一角に「鉛筆削り体験のコーナー」も設け、小さな折り畳みナイフで初めての鉛筆削りに挑戦しました。「刀を押すんじゃなくて、鉛筆を引いて」「折り畳み刀を開くときに刃を持たないようにね」と、いろいろ目の前で教わります。最初は親子二人羽織で削っていても、削りはじめてコツをつかみ始めると、だんだんと一人で削れるようになるお子さんも多かったです!貴重な体験ですね。


そうして、皆さん作品を無事完成させ、ラストは神奈川土建一般労働組合の職人さんから、達成の証の作品シールと表彰状授与タイム。みんなの前で、出来上がった作品を高く掲げて誇らしげな表情がとても印象的でした。


総勢13組の親子が参加し、みなさん怪我もなく終了しました。
ぜひ、来年の夏休みもお楽しみに!ご参加、お待ちしています。