R6年2月12日(月)

ごはん日記バックナンバーVol.7 不足しがちな栄養素~カルシウム編~

横浜市リハ事業団クックパッドごはん日記バックナンバーのご紹介をしています。

今回はその第7弾です!(第1弾はこちらからご覧いただけます。)

2022年3月25日(金)掲載ごはん日記

不足しがちな栄養素~カルシウム編

今回のごはん日記は、お子さん達が不足しがちな栄養素のカルシウムについてお伝えします。

 カルシウムは「成長に大切な栄養素!」「牛乳にいっぱい含まれている!」というイメージが強いと思います。しかし、日本の子どもの平均的なカルシウム摂取量は、必要量より少ないという調査結果が出ています(※1)。そこで、足りていないお子さんが、必要な量を摂れるように、参考になるお話をしていきたいと思います。

まず、カルシウムの体の中での働きをお伝えします。
・骨や歯の材料になる
・筋肉を動かすのに必要
・出血を止めるのに必要
などの働きがあり、成長以外にも重要になってくる栄養素です。

カルシウムいっぱいの牛乳で、幼児が1日に必要な量を摂ろうとすると・・・
子どものコップで3杯半(150ml/杯)!
こんなに飲むのは大変ですよね。
牛乳以外にもカルシウムが豊富に含まれている食品があるので、色々な食品からカルシウムを摂っていった方が、他の栄養素もバランスよく摂れて良いです。

カルシウムが豊富な食品を紹介します。
・乳製品(ヨーグルト、チーズ、スキムミルクなど)
・大豆・大豆製品(豆腐、油揚げ、厚揚げ、納豆など)
・切干大根
・小松菜
・小魚(しらす干しなど)
・干しエビ
・ごま
など

また、カルシウムは朝よりも夕方以降の方が吸収率が良くなると言われています。午後のおやつにヨーグルトを食べたり、夕飯に納豆ご飯やしらすご飯を食べたりするのも良いですね。

カルシウムが豊富な食品を使ったレシピを、引用レシピにつけていますので、ぜひご覧になって下さい!

好き嫌いが多くて、カルシウムが豊富な食品を食べてくれない!というお子さんも多いと思います。最近は、幼児向けにもカルシウムが添加されたお菓子や加工品も多く市販されています。まずは、おやつにそのようなお菓子を選んで、少しでも補っていくのも1つの方法です。(ただし食べすぎると過剰摂取になる恐れがあるので、適量を食べましょう。)

※1:日本人の食事摂取基準2020(1~5歳の推奨量の平均)と、令和元年度国民健康栄養調査(1~6歳の摂取量の平均)の差

引用レシピ(各レシピのタイトルをクリックすると、レシピページに移動します)

▶豆腐ナゲット

▶おからボール

▶大豆入りドライカレー

▶高野豆腐入りハンバーグ

▶魚の胡麻味噌焼き

▶ごま油香る♪ほうれん草の磯和え

▶【形態レシピ付】切り干し大根の胡麻ドレサラダ

▶カルシウム補給にも◎キャベツとチーズのサラダ

▶パンプキンポタージュ

▶手作りバナナシェイク